SUBARU ワクワクで、未来を

Text by 大西健斗
Photography by SAFARI inc.

2024.09.09 学生ボランティア兼アルバイト
頼れるふたりの活動レポート!

スバルでは、学生ボランティアさんが日々活躍中! この企画では、仕事のサポートやイベントづくりを協力してくれている近くの大学のボランティア部さんにフィーチャー。イベントの様子や次回に向けてのフィードバックなど、ボランティアの目線でレポートします!

第2回目となる今回は、羽曳野コロセアム サブアリーナで催された「ここそれ夏祭り」について、スバルでアルバイトもしている3回生のもりしたさんとおおたさんが当日を振り返ってくれました。

「ここそれ夏祭り」について

こころん、それいゆ(現ぱすてる)を利用されている小学校1年生から高校3年生のほか、利用者のご家族、スバル児童部「ぷりずむ・ゆりいか」の子どもたちが参加。「夏」をテーマに、輪投げやスマートボール、カラオケコーナーなどの遊びがずらりと並び、玉入れなどのゲームもみんなで一緒に楽しむことができるお祭りです。

開催場所:羽曳野コロセアム サブアリーナ
開催日時:2023年8月16日

もりしたさん/3回生

ボランティア部の渉外担当で、スバルでアルバイトもさせてもらっています。夏祭りの準備には、スバルのみなさんと方針を一緒に話し合うところから参加し、ボランティア部のみんなに声かけや協力を仰ぐ役割を担いました。アルバイトしている立場ということもあり、他の部員よりもスバルさんとの話し合う機会も多かったので、準備も当日も問題なくスムーズに進められました。

当日は、スバルの利用者さんと部員がペアになって遊んで回るため、そのサポートについて一緒にゲームをしたりしながら遊びました。子どもたちはみんな本が好きで、持ち寄って読めるブースが人気でしたね。

僕はボランティア部でもありアルバイトでもあるので、子どもたちを楽しませるのはもちろんのこと、他に部員に子どもたちについてどう説明するかをしっかり考えて取り組みました。伝え方によっては悪く捉えられるかもしれないので、部員同士でもしっかりとコミュニケーションをとって、子どもたちに不快感を与えないように気をつけながら関わってもらえるように、子どもたちにも部員と仲良くなってもらえるように考えて行動していました。

だけど個人的には反省点も多くて……。自分が担当していた子ども以外にももっと上手く関わることができたんじゃないか、他の部員が困っているときにもっとできることがあったんじゃないかとか。それから、参加人数も多かったので、もっと掲示物を見やすく・分かりやすくできたのかなとか。そういった反省点はこれからに活かしたいなと思いました。

とはいえ怪我も事故もなく無事終えることができて、夏祭りというなかなかない機会で、普段は見ることができない子どもたちの楽しむ姿を見ることができて本当に良かったです!


おおたさん/3回生

ボランティアで何度かスバルさんとご一緒することがあったのですが、小林さんに声をかけてもらった縁で、夏祭りの少し前からアルバイトとして関わらせてもらっていました。だけど当時は子どもと関わる機会がまだまだ少なかったので、どう接していいか少し不安もありました。

当日になれば、子どもたちとボランティア部がたくさんいて、夏祭りらしい賑やかな雰囲気で、僕自身も楽しめました! 大半の子どもが言葉でのコミュニケーションが難しく、最初はなかなか意志疎通ができなかったけれど、時間が経つにつれて身振り手振りで何かをしたいと伝えてくれるだけでなく、自分のことを覚えてくれて、仲良く遊ぶことができるようになって嬉しかったです。個人的に印象に残っているのは、スバルのスタッフさんが、みんなの前で芸をする時間です。子どもも大人も大盛り上がりで、いつか僕もなにかひとつ芸に挑戦してみたいなと思いました。

気をつけていたことは、否定的な言葉は使わないこと。「ダメ」とは言わず、「次はここ行こう」など、子どもたちが少しでも楽しめるように、不快感を与えないように心がけました。

まだまだ慣れていないところはあったと思いますが、子どもたちが楽しんでくれていたのでよかったです。先輩スタッフさんが厳しくも優しくも教えて下さったことや、当日の動きや接し方を見て、たくさんのことを学べたので今後に繋げていきたいなと思います。

まだ参加したことがないボランティア部のみんなには、少しでも興味があれば一度参加してみて欲しいなと思います。初めての時はどうしていいかわからなくて怖いと思うこともあると思うけど、実際に体験してみないとわからないことがあるし、僕は楽しい思い出とたくさんの学びを得ることができたので。

スタッフ 山田さんからの講評

以前にボランティアに参加してくれている子も多かったので、見かけた時に「今度の夏祭り参加する? あの子を担当してほしくって」「当日はこういうことお願いしてもいい?」といった感じで、事前にお話をさせてもらえたのがよかったですね。それぞれの役割や子どもとの関わり方について相談しながら当日を迎えられたので、こっちが頼りにできるぐらいみんなしっかりしてくれていました。前回の春祭りの反省もいろいろあったと思いますが、それらを糧に成長してくれていることを実感できて、そのおかげでみんなスムーズにできていたのかなと思います!

スタッフ 小林さんからの講評

春祭りに続く今回の夏祭りだったので、安心して任せられる部分が多かったですね。なにより初見のボランティアさんがあんまりいなかったのでコミュニケーションもとりやすかったです。普段はアルバイトで来てくれているもりしたくん、おおたくんもいたので、ボランティアさんたちに伝えたいことも彼らを通じて伝えられてしっかり連携をとることができました。前回のフィードバックで、当日の出し物の配置や設計図を用意できたこともあり、今回は準備もスムーズでした。

ボランティアさんはいつもと変わらず私たちにはないフレッシュな感覚で取り組んでくれていて、子供たちも新しい人も若いお兄ちゃんお姉ちゃんが好きなのですごく楽しんでくれていましたね。その分振り回されることもあったと思うんですけど、否定の言葉を使わず一生懸命に子供達に寄り添ってくれていたので、私たちも見習わなあかんなと思いながら過ごせました。

実は次回からは「スバルフェス」というスバル全体のお祭りになる予定です。放課後デイサービスに限らず、スバル全体でつくるお祭りで、学生ボランティアさんや地域のボランティアさん、農家の方達に出展していただいたり、今までとは違うお祭りをにできたらという構想があるのでお楽しみに…!

SHARE

一覧へ

連載中

記事一覧

タグ一覧

SHARE